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紹介元医療機関の皆さまへ

行政の規制があって千代田区にはこれ以上病院が作れない。医療法上ベッド数19の有床診療所ということで2005年5月にスタートしました。

  • 1.
    内視鏡外科を中心とした低侵襲治療の提供
  • 2.
    PET/CTを3台有する画像診断センターの運営
  • 3.

を柱に外来は完全予約制や19床はすべて個室でホテル仕様にしています。

1.の結果として年間3100件(全麻2700件)の手術が施行され

2.の結果としてPET/CT検査は開院後15年間で10万件実施しました。

19床で3100件手術を実施するためには入院期間の短縮が命題でしたがERASの導入により平均入院日数2.1日を達成しています。

ベッド制限もあり乳腺分野を除いてがん治療は基本的には行っていませんが、機能改善を目標にした手術、具体的には逆流性食道炎肥満に対する外科治療別タブで開く手の外科別タブで開く尿失禁や臓器脱に対する女性泌尿器科の治療、前立腺肥大に対する治療などが特色として挙げられると思います。

その他には診療所としては極めて珍しいと思いますが文部科学省科学研究費助成事業指定研究機関であり令和4年度も研究代表者として4件の研究課題が実施されています。また厚生労働省外国人等修練施設としても認定を受けておりこれまで7人の消化器外科医を受け入れました。臨床研究管理部を設置して探索的臨床研究やいわゆる治験にも積極的に取り組んでいます。

研究活動も活発でPubMedで2020年から2022年5月までの2年半の間に上梓された弊院研究者発の論文を検索すると44件がヒットします。

各学会の研修施設としては下記の通りです。

患者様の紹介や弊院での勤労希望などはクリックにより関連ページとリンクしておりますのでご活用ください。

院長 黒川 良望

対象疾患

胆石症

梅澤昭子

外科部長

  • 日本内視鏡外科学会理事
  • 日本内視鏡外科学会技術認定医
  • 日本外科学会専門医
  • 日本消化器外科学会認定医
  • インフェクションコントロールドクター(ICD)
  • 日本医師会認定産業医
  • 医学博士

これまでの豊富な腹腔鏡下胆嚢摘出術の経験(胆嚢摘出術約8,000件)を生かして、胆嚢結石症から総胆管結石まで、all in oneの腹腔鏡手術による治療を目指して診療を行っております。明らかな胆嚢炎が認められなくても、生活の妨げとなるような症状をお持ちの患者様が、手術によって苦しみから解放されることは大変喜ばしいことです。

術前検査から退院まで、できるだけ短期間で確実にかつ低侵襲に治療を受けていただけるように努めております。

胆石発作から慢性胆嚢炎まで、お気軽にご相談いただければ幸いです。

高度肥満症・糖尿病(減量・代謝改善手術)

笠間和典

減量・糖尿病外科センター長

  • 国際代謝外科連盟アジア太平洋部会前理事長・理事
  • アジア肥満代謝外科学会元理事長・理事
  • 日本内視鏡外科学会理事・国際委員長・教育委員
  • 日本肥満症治療学会理事
  • 世界内視鏡外科連盟(IFSES)理事
  • アジア内視鏡外科学会(ELSA)理事
  • 日本内視鏡外科学会 第8回大上賞 受賞
  • 日本肥満症治療学会第一回川村賞 受賞

当院は日本の減量・代謝改善手術の黎明期より関わっており、日本はもとよりアジアをリードしている施設であり、日本およびアジアの治療ガイドラインにも大きく関わっています。高度肥満症に対する外科治療は日本でも保険適応となっています。高度肥満を伴う糖尿病や代謝性疾患は内科治療で十分な効果が期待できないこともおおく、また高度肥満を伴っていると他の疾患での手術(整形外科や婦人科など)が必要な際に手術ができないということも多くあります。そのような患者さんの治療にお困りの先生はぜひ当院にご紹介ください。保険適応ではありませんが、胃内視鏡で行うより低侵襲な減量治療も行っています。糖尿病専門医、管理栄養士、理学療法士もおりますので、患者さまのご希望や状態を検討しながら、その患者さまにとって最善の減量・代謝改善治療を行います。

金澤昭雄

糖尿病・内分泌内科

  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本糖尿病学会専門医・研修指導医
  • 医学博士
  • 順天堂大学大学院プロバイオティクス研究講座 客員准教授

当科では減量・糖尿病外科と密接に連携し、肥満に苦しむ患者さまの診療にあたっています。

BMIが35を超える症例では食欲抑制剤であるマジンドールが保険適応となり、当科では適応のある患者さまでは積極的に使用し、肥満症改善に努めています。また、糖尿病を合併した肥満症においては体重減少効果を有するセマグルチドとの併用も行い、体重管理と血糖コントロールを行っておりますので、肥満症・糖尿病で治療がうまくいかない場合は当科までご紹介ください

逆流性食道炎

関洋介

減量・糖尿病外科センター/消化器外科/臨床研究管理部 部長

  • 日本外科学会認定医・専門医・指導医
  • 日本内視鏡外科学会技術認定医・評議員・学術委員
  • 日本肥満症治療学会評議員・学術委員
  • 日本内視鏡外科学会縫合・結紮講習会講師
  • 麻酔科標榜医
  • 順天堂大学非常勤講師
  • 一般社団法人 GERD・LPRD診療ネットワーク 代表理事

当院は内科的治療抵抗性の胃食道・咽喉頭逆流症(GERD・LPRD)に対する外科治療(腹腔鏡下噴門形成術)に力を入れています。GERD治療の第一選択は生活習慣改善と薬物療法を組み合わせた内科的治療であることは論を待ちませんが、内科的治療抵抗性の患者さまが相当数いらっしゃることもまた事実です。当院では、24時間pHモニタリング・インピーダンス検査や食道内圧検査などを駆使し、そのような患者さまの病態生理を評価し、適応のある患者さまに対しては外科治療を積極的に行っています。内科的治療に対するレスポンスが乏しい難治性の患者さまがいらっしゃいましたら当院までご紹介ください。宜しくお願いします。

腹部ヘルニア

今村清隆

消化器外科

  • 日本外科学会外科専門医
  • 日本内視鏡外科学会技術認定医(評議員/国際委員/編集委員/内視鏡下縫合結紮手技講習会講師)
  • 日本消化器外科学会専門医
  • 日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
  • ロボット支援鏡視下手術認定資格
  • がん治療に携わる医師を対象とした緩和ケアに関する研修終了
  • 日本ヘルニア学会(評議員/国際委員/ガイドライン委員会/レビュー委員/保険診療委員)
  • European Hernia Society (EHS)
  • Asia Pacific Hernia Society (APHS)
  • Endoscopic and Laparoscopic Surgeons of Asia (ELSA)
    ELSA Manual-Mastering Endo-Laparoscopic and Thoracic Surgery by Springer Section editor: Abdominal Wall Hernia Surgery, Editor: extraperitoneal ventral hernia repair, endoscopic anterior component separation technique , perforated ulcer treatment(2022.10)

  • 第25回日本内視鏡外科学会 出月賞 受賞
    eTEPを用いた内視鏡下瘢痕ヘルニア修復術の手術成績:腹腔鏡下IPOM修復術との比較
    日本内視鏡外科学会雑誌27巻2号 Page515-521(2022.3)

当院では鼠径ヘルニア、臍ヘルニア、腹壁瘢痕ヘルニアなどの腹部ヘルニアについても専門的治療をおこなっています。特に、腹部手術後の10%ほどに出現する腹壁瘢痕ヘルニアは、QOLの著明な低下につながる疾患です。その修復にはヘルニア門を閉鎖し、メッシュを最適な部位に留置することが望ましいです。

初診時からヘルニア専門医が診察を担当し、綿密な問診や身体診察に加えて腹壁3D-CTなどを用い、正確に評価します。術後疼痛や感染が少ないことから内視鏡外科手術を積極的に取り入れていますが、最終的には患者様の個々の状況を考慮したうえでのテイラーメイド治療をおこないます。

確診がついていない段階でも、腹部ヘルニアが疑わしい方がいらっしゃいましたら当科までご紹介ください。

手指の疾患

平瀬雄一

手の外科・マイクロサージャリーセンター長

  • 日本手の外科学会認定専門医
  • 皮膚腫瘍外科分野指導医
  • 再建・マイクロサージャリー指導医
  • 日本手の外科学会代議員・理事(2016~2020年)
  • 米国形成外科学会Corresponding member
  • 米国手の外科学会International member
  • 米国マイクロサージャリー学会Associate member

日本人の手指の変形性関節症の罹患率はきわめて高く、痛い指を我慢しつつ、どこの病院に行ったらいいかわからないという方は非常に多くおられます。このような方たちが知りたいことは3つあります。「何がおきているのか」「何故私だけがなるのか」「治療法はあるのか」これに対して一般の整形外科診療では「年のせいです」「使いすぎです」「治りません」としか説明ができていません。

四谷メディカルキューブ手の外科・マイクロサージャリーセンターでは、病気の背景にあるものをご説明して、保存治療・外科治療・リハビリ治療など幅広い選択肢をご提案できます。不定愁訴から高度な変形まで、手に関する病態にお困りの症例があればご紹介ください。

正中弓状靭帯症候群

春田英律

消化器外科

  • 日本外科学会専門医・指導医
  • 日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
  • 日本消化器外科学会専門医・指導医
  • 日本消化器がん外科治療専門医
  • 日本内視鏡外科学会技術認定医(胆道)
  • 日本食道学会食道科認定医
  • 日本静脈経腸栄養学会認定医
  • 日本がん治療認定医
  • 日本内視鏡外科学会縫合結紮講習会インストラクター
  • 医学博士

腹痛の原因は様々ですが、正中弓状靭帯圧迫症候群(MALS)や慢性腸管虚血(CMI)などの血流障害に起因する疾患を鑑別に入れることは少ないかもしれません。「内服治療に奏功しない、食後の腹痛を来す患者さま」、「慢性的な腹痛に悩まれている患者さま」の中に、MALSの方が認められます。MALSは手術により根治が期待できます。疑わしい症状の患者さまがおられましたら、ご遠慮なくご紹介ください。

乳がん/乳腺疾患

林光博

乳腺外科 科長

  • 日本乳癌学会乳腺専門医
  • 日本外科学会外科専門医
  • 日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影医
  • 米国臨床腫瘍学会(ASCO)Full Member
  • 米国癌学会(AACR)Active Member
  • ニューヨーク科学アカデミー(NYAS)Professional Member
  • AMED革新的がん医療実用化・次世代がん医療創生等 研究代表歴

当科では、各種乳房疾患の診断から手術、化学療法まで幅広い診療が可能であり、日本乳癌学会認定施設です。特に、早期乳癌と良性腫瘍の手術に力を入れ、日帰り〜2泊入院での痛みが少ない、きずが目立たない乳房温存手術に取り組んでいます。

初診時から専門医が診療を担当し、MRI・PETCT等を完備、同日の組織針生検も可能で、早期治療に努めています。また、BRCA1/2遺伝性乳癌検査や多重遺伝子スコア検査を取り入れ、根治性を高めています。

ご紹介いただいた先生との医療連携、当院での経過観察いずれも可能で、また、未検査の方でもご紹介いただけます。

当院でお力添えできることがありましたら、いつでもご相談ください。宜しくお願いいたします。

前立腺肥大症/尿路結石症

阿南剛

泌尿器科 科長

  • 日本泌尿器科学会 泌尿器科専門医・指導医
  • 日本腎臓学会 腎臓専門医
  • 日本レーザー医学会 レーザー専門医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • 日本尿路結石症学会 評議員
  • 2021年日本泌尿器科学会総会賞受賞
  • 東北医科薬科大学臨床准教授

私はこれまで大学病院や市中病院で尿路結石症と前立腺肥大症に対するレーザー内視鏡手術を中心に臨床を行ってきました。大学病院勤務時に尿路結石症と前立腺肥大症に対する基礎研究を行い、現在も大学非常勤として研究を継続しています。

臨床では、尿路結石症と前立腺肥大症に対するレーザー内視鏡手術の経験が約1000例あります。2022年4月四谷メディカルキューブ泌尿器科科長に赴任後、3つの低侵襲手術を開始しています。

尿路結石症に対する経尿道的尿路結石砕石術(f-TUL)は1泊2日、前立腺肥大症に対する経尿道的前立腺吊上術は1泊2日、経尿道的レーザー前立腺核出術は3泊4日で対応しています。

尿路結石症や前立腺肥大症の患者さんがおられましたらぜひご紹介頂けますと幸いです。手術後経過確認し適宜逆紹介させていただきます。