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乳がん検診について

乳がんは、早期であるほど症状に乏しく、定期的な乳がん検診が大切です。

早く見つかれば、乳房の温存が可能となったり、抗がん剤が不要となったりと、治療の負担は軽くなります。

誰しも乳がんのリスクがあり、一方でそのリスクは個人差があるため、リスクの高い方は検診の内容や間隔を調整するのが良いでしょう。

無症状の方でも、25歳になったら、一度乳がん検診を受け、リスクを評価し、今後の検診予定について相談していきましょう。

対象年齢と検診頻度について

乳がんリスクに合わせた検診内容と頻度が望まれます。

平均的なリスクであれば、25歳以降、1~3年に1回の定期検診とリスク評価、40歳以降は毎年の検診をおすすめします。

ご家族に若くして乳がんが見つかった方や卵巣がん、脾臓がんの方がいる場合、また、良性腫瘍や過去に生検が必要な所見を指摘されたことがある場合は、25歳以降、半年~1年に1回の乳房超音波検査、30歳以降は毎年の検診をおすすめします。

(※全米総合がんネットワークNCCN 乳がん検診ガイドライン2022 参考)

症状のある方、検査異常の指摘を受けた方は乳がん検診ではなく、乳腺外科外来をご受診ください。必要に応じて、診療での乳房MRI検査が有効となります。

検診内容の選び方

超音波での検診 こんな方におすすめ:若年の方、乳房に痛みが出やすい方、乳腺濃度が高い方 メリット:痛くない、小さな病変の検出、良性疾患の検出 デメリット:早期乳がんの検出には担当者の技量が必要
マンモグラフィでの検診 こんな方におすすめ:閉経後の方、乳房に痛みがない方、乳房サイズが大きい方 メリット:小さな石灰化の検出、年次で比較しやすい、検診施設が多い デメリット:乳腺濃度が高い方は乳がんを見つけにくい場合あり

乳がん検診の方法

診察、乳房超音波検査、マンモグラフィによる早期乳がんの発見は、高い専門性を要するため、どの施設で受けても同じというわけではありません。

当院は「日本乳癌学会認定施設」であり、乳腺専門医の常勤、医療設備の充実(マンモグラフィ、エコーなど)などの基準を満たしているほか、乳がん症例の診断、治療が規定件数以上の実績がある、学会での学術業績が規定を充足しているなどの要件を全て満たしています。

乳がん検診の他、その後の精密検査、治療まで院内で実施できることから、常にフィードバックが可能であり、豊富な実績と経験を有しております。

  1. 問診
    これまでの検査歴や病歴、月経や女性ホルモン治療歴、喫煙やアルコール、運動習慣、本人及びご家族のご病気まで、乳がんリスクに関連する情報をお伺いします。
  2. 画像検査
    乳がんはさまざまな形があり、早期の場合や、乳房の奥深くにある場合は無症状であることも多いため、乳房全体を画像検査で調べることが重要です。
    • マンモグラフィ
      乳房のX線撮影です。
      触診では指摘するのがむずかしい乳房深部のしこりやゆがみ、乳がんが作る石灰化の有無を調べます。
      平均的なリスクであれば40歳以降の方は毎年から2年に1回の検査をおすすめします。
      マンモグラフィはX線を用いますが、私たちが日々浴びている自然放射線は年間2.4ミリシーベルトに対し、乳房が受ける放射線量はおよそ0.05~0.15ミリシーベルトと測定されているため、マンモグラフィによる乳房への影響は心配ないと判断されます。
      検査は「日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師」の資格を保有した女性の放射線技師が担当いたします。
    • 超音波検査
      身体に害のない高周波音を用いて体内を調べる検査です。
      乳がんだけではなく、良性腫瘍や前がん病変を調べます。
      検査は女性の臨床検査技師および必要に応じて医師が担当します。
  3. 視触診・結果説明
    専門医が診察を行います。
    画像検査の結果をご説明し、今後の検診予定をご案内します。
    当院の医師は、「日本乳癌学会乳腺専門医」、「日本乳がん検診精度管理中央機構マンモグラフィ読影医」、「日本超音波医学会専門医」の資格を保有しています。
    また、「日本乳がん検診精度管理中央機構理事」、「日本乳腺甲状腺超音波医学会理事、日本乳癌検診学会評議員」を務めておりますので、安心して診察を受けることが可能です。

乳がん検診の内容

乳房超音波+問診・視触診

料金:6,600円(税込)

所要時間:約30分程度

マンモグラフィ+乳房超音波+問診・視触診

料金:12,100円(税込)

所要時間:約1時間

乳がん検診後のフォローアップについて

検査結果は大きく分けて、「要精密検査」または「良性・異常なし」のどちらかに判定されます。当院の検査結果は、検査当日に専門医よりお伝えさせていただきます(通常、結果報告書のお渡しはありません。必要の際は、診断書を発行します。別途料金)。

「要精密検査」の場合

要精密検査は、追加の検査が必要と判定したものであり、すべてが乳がんを意味するものではありません。

乳がん検診において発見された病変の、治療や経過観察の必要性を正しく診断するために詳しく検査を行います。

当院では、MRI検査や針生検(細胞診、組織診)を主に実施します。

「良性・異常なし」の場合

現状、乳がんの疑いはないということになります。

引き続き、リスクに応じた乳がんの定期検診を受けることをおすすめします。

乳がん予防の新習慣

乳がん検診と関連して、自己触診の指導はこれまでにも広く行われてきました。

しかし、厚生労働省の示す、がん検診実施のための指針「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」は2021年10月1日に改正され、「自己触診」に代えて、新しい「ブレスト・アウェアネス」の重要性が明記されるようになりました。

このブレスト・アウェアネスとは、「乳房を意識する生活習慣」のことです。

自分の乳房の状態に日頃から関心を持ち、意識して生活することによって、変化に素早く気付き、医療機関を受診できるというものです。

是非、この習慣を身につけていきましょう。

ご予約・お問い合わせ

受診希望の方は、ご予約をお取りください。

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初診の方

担当医師は曜日・時間により異なります。

外来予定表でご確認ください。

しこり・張り・痛み・陥没乳頭・分泌など乳房に関するさまざまな症状や、検診での精密検査などに対して診察します。

再診の方

担当は、林 光博 医師です。

当院乳腺外科で既に治療・経過観察中の方、術後の方が対象です。

乳がん検診の方

自覚症状のない方が対象となります。

担当医師は曜日・時間により異なります。

外来予定表をご確認ください。

  • マンモグラフィ+乳腺超音波+問診 視触診
    /¥12,100(税込)
  • 乳腺超音波+問診 視触診
    /¥6,600(税込)

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受付時間は、9時~17時(日曜・年末年始を除く)となります。