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安全で快適な手術と麻酔を目指して

麻酔科は手術の舵取り役として、手術前から手術後まで患者さまと直接顔を合わせながら全身管理をトータルコーディーネートしています。安心して手術に臨んでいただけるよう、個々の症例に応じたストレスや侵襲に対してサポートいたします。当院は、手術室を4室完備し、内視鏡外科手術を中心とした「きずが小さく負担の少ない手術」を年間3000件ほど担当しています。

私たちのこだわり

麻酔科専門医による麻酔科外来の実施

適切な麻酔管理を提供するために、手術前に麻酔科指導医・専門医による診察を設けています。手術前の検査結果により全身状態を把握して手術に耐えうるかを総合的に判断します。そのうえで、どのような麻酔を組み立てれば安全な手術が施行できるかを計画しています。そして、患者さま一人ひとりに合った麻酔方法を提案し、納得いただけるまで丁寧に説明を行います。

例えば、女性の麻酔科専門医が多数在籍しているため、女性特有のニーズに対応できるよう配慮しています。また、高度肥満症に対する外科手術を年間120件ほど実施しているため、リスクが高いとされる肥満の患者さまに対しても安全に全身麻酔が受けられるよう、専門的な知識と技術をもって対応しています。

チーム医療で手術支援体制の確立

当院は19床の病床を備えた小規模医療施設のため、患者さまの手術に携わる執刀医、麻酔科医、看護師など連携がとりやすく、コミュニケーションが密であることが特長です。

日本麻酔科学会の認定施設であり、チームメンバー全員でWHOが推奨する手術室安全チェックリストを用いて安全確認を行っています。

ソフト面とハード面におけるこれらの医療体制が、当院の麻酔管理や手術の「質」を担保しています。

身体的・精神的ストレス軽減への積極的対応

手術室は「きずの小さな手術センター」という名称のもと、身体への負担が少ない手術を目指しています。麻酔も同様に、“身体に優しい麻酔”をモットーに管理をしています。

手術前の飲水制限は最小限とし、下剤や浣腸は実施しないため、手術当日に来院し、ストレスフリーで歩いて手術室に入室します。

手術中は硬膜外麻酔や神経ブロックを併用し、手術後には持続的に鎮痛薬を投与する方法も必要に応じて行い、痛みが最小限となるよう配慮しています。気道管理は、喉を傷めないよう挿管はできる限り行わず、声門上器具を多く使用しています。尿道カテーテルや胃管なども一部の手術を除いて、基本的には使用しません。手術部位へのドレーンも、できる限り留置しません。

また、患者さまの中には、術後の吐き気に対しても大きな不安を持っている方がいらっしゃいます。吐き気は痛み以上に辛くなることがあり、吐き気に効果の高い薬をいくつか組み合わせて点滴します。状況に応じて、手術中から制吐薬の予防投与を行っています。

日常生活への早期回復

ほとんどの患者さまが、手術が終了してから数時間後には歩いてトイレに行くことができます。

また、手術当日の夕食から経口摂取を開始しています。管理栄養士がアレルギーや嗜好を丁寧に聞き取り、その情報に配慮した食事が、三國清三シェフプロデュースの院内レストラン「ミクニマンスール」から提供されます。

患者さまが早く元の日常生活に戻れる治療を実践しているため、平均入院日数は3日以内となっています。

苦痛が少なく短期入院実現の取り組みについて

診療スタッフ

不安や疑問、何度でもおっしゃってください

麻酔科医は、手術全体のコーディネーターでもあります。手術に向けた不安やストレス、ご要望、何でもおっしゃってください。患者さまの目線に立って、最大限のサポートをいたします。

  • 白石としえ(Shiraishi Toshie)
    資格
    日本麻酔科学会指導医・専門医
    医学博士
  • 平林清子(Hirabayasi Kiyoko)
    資格
    日本麻酔科学会指導医・専門医
  • 安岡直子(Yasuoka Naoko)
    資格
    日本麻酔科学会指導医・専門医

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