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2024年6月より減量・代謝改善手術「腹腔鏡下スリーブ・バイパス術」の保険診療を開始いたします

2024.04.01 お知らせ

2014年4月より、減量・代謝改善手術の一つである腹腔鏡下スリーブ状胃切除術のみが保険適用となっていましたが、2024年6月から腹腔鏡下スリーブ・バイパス術も保険適用の対象に加わります。

減量・代謝改善手術は、高度肥満症例に対して長期にわたる減量効果のみならず、高血圧や睡眠時無呼吸症候群などの合併疾患を改善するとともに、糖尿病治療においても劇的な効果を示すことでも注目されています。

腹腔鏡下スリーブ・バイパス術は、胃がんの多い日本人に適したバイパス手術であり、2007年に減量・糖尿病外科センター長である笠間和典医師が開発した術式です。

当院は、日本肥満症治療学会 肥満外科手術(減量・代謝改善手術)認定施設として、2,000例以上の経験豊富な減量・糖尿病外科専任の医療チームが、術前から術後まで長期的にサポートいたします。

減量・代謝改善手術を検討されている方は、減量・糖尿病外科へご相談ください。

減量・糖尿病外科

肥満症外科手術(減量・代謝改善手術)認定施設一覧PDF

腹腔鏡下スリーブ・バイパス術とは

胃の大部分を切除し、バナナ1本程度の大きさにして、食事摂取量を制限します。さらに、十二指腸~小腸の一部を食べものが通らないようにする(=バイパス)ことで、栄養吸収を抑制するとともに、インスリン(血糖値を下げるホルモン)の分泌を刺激します。糖尿病と診断されてから長期経過している、インスリン治療を行っているなど、重症糖尿病を患っている患者さまに適した治療法です。また、肥満度(BMI)が50を超える患者さまに対しても、従来の腹腔鏡下スリーブ状胃切除術と比較して、より高い体重減少効果が示されています。当院では、これまでに300件を超える腹腔鏡下スリーブ・バイパス術を行っており(手術関連死亡なし)、安全性、糖尿病改善効果、長期効果など、様々なデータを公表しています。

腹腔鏡下スリーブ・バイパス術について

保険診療による適応基準(2024年6月から保険適用)

腹腔鏡下スリーブ・バイパス術を5例以上術者として行っている常勤の外科医が在籍している施設でのみ、保険適応が認められます。

・BMI35以上
・6ヶ月以上の内科的治療を継続している
・糖尿病を合併している

担当医

笠間 和典(Kazunori Kasama)
四谷メディカルキューブ 減量・糖尿病外科センター長
90年群馬大学医学部卒業、同大麻酔・蘇生科に入局。94年大阪大学特殊救急部、95年から亀田総合病院(千葉)。2000年堀江病院(群馬)に移り、02年日本初の腹腔鏡下胃バイパス術による減量手術を行う。06年より現職。
国際代謝外科連盟アジア太平洋部会前理事長・理事、アジア太平洋肥満代謝外科学会前理事長・理事、日本内視鏡外科学会理事・国際委員長・教育委員、日本肥満症治療学会理事、日本外科学会専門医・指導医、日本内視鏡外科学会技術認定医。
関 洋介(Yosuke Seki)
四谷メディカルキューブ 臨床研究管理部 部長 / 減量・糖尿病外科 / 消化器外科
97年大阪大学医学部卒業後、98年公立学校共済組合近畿中央病院外科・麻酔科、02年大阪大学大学院消化器外科、07年豪州フリンダーズ大学外科、大阪国際がんセンター消化器外科、09年四谷メディカルキューブ外科、10年米国ミネソタ大学外科を経て、四谷メディカルキューブ減量・糖尿病外科センター、現在に至る。減量・糖尿病外科治療に加え、胃食道・咽喉頭逆流症に対する外科治療が専門で、いずれも国内屈指の執刀経験を有する。
日本外科学会認定医・専門医・指導医、日本内視鏡外科学会技術認定医・評議員・学術委員、日本肥満症治療学会評議員・学術委員。一般社団法人GERD・LPRD診療ネットワーク代表理事。