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乳がんと診断されたら

診察や画像検査、細胞診・組織診の結果、乳がんであることが判明した場合、「どのようなタイプの乳がんで、どの程度進んでいるか、自身の体調はどうか」など、最適な治療方針を決めるための検査を必要に応じて追加します。

1転移有無・合併疾患の確認

乳房のMRIやPET/CTにて、乳房内やリンパ節への乳がんの広がり、その他の臓器への転移を調べます。
いつの間にか乳がんができていたように、他にも治療を急ぐ病気がないかを調べます。

2治療前検査

手術や薬物治療を進めていくにあたって、心臓や肝臓、腎臓のはたらき、貧血はないかなど、現在の体調を調べるための血液検査、尿検査、心電図検査なども行います。

治療方針の決定

早期の乳がん治療の基本は手術であり、乳房やリンパ節に存在するがんを摘出します。

がんの場合は良性とは異なり、画像検査では見えない細胞レベルで乳房から離れた臓器に転移している可能性もあります。

これらを治療するために、内服や点滴での薬物療法を手術に組み合わせ、完治を目指します。

手術先行の場合

乳がんのタイプと広がりから、まずは手術を行い、手術後の結果に応じて追加治療を検討します。

しこりが小さい場合や非浸潤がん(上皮内がん)の時に選ばれることが多いです。

薬物治療先行の場合

完治するための選択肢を増やすため、針生検による乳がんのタイプと広がりから、しこりが小さい場合でも薬物治療を先に行い、しこりの薬物への治療反応をみてから手術する方法も増えています。

また、しこりを小さくして、乳房を温存するために行うこともあります。

治療のスケジュール

乳がんのタイプや進み具合、患者さまの体調や希望をお伺いして、治療方針とスケジュールを決めます。

通常は、2~4週間後に手術を行う方が多いですが、乳がんのタイプによっては治療を急ぐ場合があります。

基本的には将来のために、早めに治療が開始できるよう調整しましょう。

手術治療の場合

入院日当日に手術を行います。

手術日が決定したら、その1~2週間前に麻酔科医師による事前診察を受けます。また、担当医から手術内容の説明や、スタッフから入院の案内などを行います。

退院後は、約1週間後に創部の診察、約2週間後に手術結果の説明をします。

1.麻酔科診察 2.手術・入院(1~2泊)(1週間後) 3.診察 (1週間後) 4.病理説明

薬物治療の場合

基本は、外来通院にて薬物治療を受けていただきます。

薬の種類や組み合わせによって、来院頻度や期間、検査の日程が変わります。

必要に応じて、開始前にオリエンテーションを行います。

1.血液検査 2.乳腺外科診察 3.点滴または処方
化学療法
がん細胞など増殖が速い細胞を倒す薬剤である抗がん剤(殺細胞性) を使用する場合を指しますが、分子標的薬も含め、がんへの薬物治療全体を意味する場合もあります。
乳がんに対して有効な薬剤を用いますが、一方で正常な細胞にダメージを与えてしまう副作用を生じます。
点滴や内服薬があり、使用する薬に応じて、食欲低下や脱毛などの副作用は異なります。
  • 内容:受診日に診察と点滴を実施、または処方
  • 通院:2週間に1回/3週間に1回/4週間に2回/6週間に1回
  • 期間:3ヶ月~半年 など
分子標的療法
がんの進行にはたらく特定の分子をターゲットとして開発された薬を用います。
そのため、正常な細胞へのダメージは少なく、通常は脱毛も認めません。
ただし、薬剤によって特徴的な副作用が生じることもあります。
  • 内容:受診日に診察と点滴を実施、または処方
  • 通院:3週間に1回/4週間に1回/6週間に1回
  • 期間:半年~1年 など
ホルモン療法
乳がんが女性ホルモンの刺激によって進行してしまうのを抑制する薬剤を用います。
内分泌療法と呼ばれることもあり、広い意味では、分子標的療法に含まれます。
薬剤によって副作用は異なりますが、一般的に軽度であり、長期間治療することが多い方法です。
  • 内容:受診日に診察と内服薬処方や注射を実施
  • 通院:3ヶ月に1回
  • 期間:2年~10年 など

放射線治療の場合

乳房部分切除手術の後、手術した側の乳房の残った部分に照射します。

通常は通院にて平日1日1回、16回連続で行います。

全摘手術後に行う場合や脇に照射する場合、4~5回回数が追加される場合もあります。

術後、きずが落ち着いた段階で薬物療法との優先度を判断し、通院しやすい病院を紹介させていただきます。

1.手術・入院(当院) 2.診断(当院) 3.放射線治療(紹介先) 4.診断(当院)

治療費について(概算)

健康保険の適用となります。3割負担の場合のおおよその目安です。

自己負担額が高額となった場合、一定の自己負担限度額を超えた分が払い戻される高額療養費制度があります。加入している健康保険証の発行元に事前申請を行い、交付された「限度額認定証」を会計時にご提出いただくと、医療費請求額を自己負担限度額までの金額にとどめることができ、医療費の窓口負担を抑えることができます。

手術治療

術前検査
7,000円~10,000円
乳腺悪性腫瘍手術
150,000~240,000円
  • 差額室をご利用の場合は別途となります。

薬物治療

化学療法・分子標的療法・ホルモン療法

30,000円~85,000円

  • 使用する薬剤により異なります。

放射線治療

医療機関によって料金が異なります。

当院では放射線治療を実施していないため、患者さまのご要望にあわせて医療機関を紹介します。

ご予約・お問い合わせ

受診希望の方は、ご予約をお取りください。
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初診の方

担当医師は曜日・時間により異なります。

外来予定表でご確認ください。

しこり・張り・痛み・陥没乳頭・分泌など乳房に関するさまざまな症状や、検診での精密検査などに対して診察します。

再診の方

担当は、林 光博 医師です。

当院乳腺外科で既に治療・経過観察中の方、術後の方が対象です。

乳がん検診の方

自覚症状のない方が対象となります。

担当医師は曜日・時間により異なります。

外来予定表をご確認ください。

  • マンモグラフィ+乳腺超音波+問診 視触診
    /¥12,100(税込)
  • 乳腺超音波+問診 視触診
    /¥6,600(税込)

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受付時間は、9時~17時(日曜・年末年始を除く)となります。