卵巣のう腫(らんそうのうしゅ)

自覚症状がなかなか現れない疾患
【監修/勢多真理子医師】
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卵巣のう腫

卵巣嚢腫とは

卵巣は、子宮の両側に左右1つずつあり親指ほどの大きさの臓器です。
卵巣嚢腫(卵巣のう腫)とはその卵巣の一部にできた袋状の腫瘍内に液体がたまる病気です。
卵巣嚢腫の種類によりたまる液、内容物は異なります。

症状

卵巣嚢腫は一般的に無症状です。そのため自覚症状よりも婦人科検診や、他科(内科など)の 病気の検査の際に偶然見つかることが多いです。 卵巣嚢腫がこぶし大以上の大きさになってくると下腹部が膨らんだ感じや違和感を感じることもあります。
またある程度の大きさ(約5~6cm大以上)になると、捻転(卵巣嚢腫 の部分がねじれてしまうこと)、破裂の恐れがあり手術を考慮します。 捻転、破裂が起こると急激な腹痛や吐き気など激烈な症状が出現し緊急手術が必要となる場合があります。

検査と診断方法

卵巣嚢腫は、一般的に婦人科での内診や超音波検査で診断します。 画像診断(MRIやCT)、腫瘍マーカーの採血は腫瘍の性質(どんな種類の卵巣嚢腫か、悪性の腫瘍の可能性はないかどうか)を診断するために行なわれます。 実際には摘出して顕微鏡の検査をしないと腫瘍の性質や悪性かどうかは確定されません。

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