卵巣嚢腫について
- 【1】卵巣嚢腫の症状と診断、種類
- 【2】卵巣嚢腫の治療(手術)
卵巣嚢腫とは?
| 卵巣は、子宮の両側に左右1つずつあり親指ほどの大きさの臓器です。 卵巣嚢腫とはその卵巣の一部にできた袋状の腫瘍内に液体がたまる病気です。 卵巣嚢腫の種類によりたまる液、内容物は異なります。(嚢腫の種類については後述します) |
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卵巣嚢腫の症状
卵巣嚢腫は一般的に無症状です。そのため自覚症状よりも婦人科検診や、他科(内科など)の
病気の検査の際に偶然見つかることが多いです。
卵巣嚢腫がこぶし大以上の大きさになってくると下腹部が膨らんだ感じや違和感を感じること
もあります。
またある程度の大きさ(約5〜6cm大以上)になると、捻転(卵巣嚢腫
の部分がねじれてしまうこと)、破裂の恐れがあり手術を考慮します。
捻転、破裂が起こると急激な腹痛や吐き気など激烈な症状が出現し緊急手術が必要と
なる場合があります。
卵巣嚢腫の診断
卵巣嚢腫は、一般的に婦人科での内診や超音波検査で診断します。 画像診断(MRIやCT)、腫瘍マーカーの採血は腫瘍の性質(どんな種類の卵巣嚢腫か、 悪性の腫瘍の可能性はないかどうか)を診断するためにおこなわれます。 実際には摘出して顕微鏡の検査をしないと腫瘍の性質や悪性かどうかは確定されません。
卵巣嚢腫の種類
卵巣嚢腫の代表的な種類を挙げると以下のようなものがあります。漿液性嚢胞
さらさらとした水のような液体がたまる卵巣嚢腫です。
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MRI画像 |
腹腔鏡のカメラで見たところ |
摘出した病巣 |
粘液性嚢胞
どろっとした粘り気のある液体がたまります。このタイプの卵巣嚢腫は多房性(嚢腫内がいくつかの部屋に分かれている)のことが多いです。
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MRI画像 |
腹腔鏡のカメラで見たところ |
摘出した病巣 |
皮様嚢腫
脂肪がたまります。毛、歯、軟骨、骨などが含まれることもあります。
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MRI画像 |
腹腔鏡のカメラで見たところ |
摘出した病巣 |
子宮内膜症性嚢胞
チョコレート様の液体(古い出血)がたまります。
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MRI画像 |
腹腔鏡のカメラで見たところ |
摘出した病巣 |
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