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ソケイヘルニア鼠径ヘルニア、脱腸)とは


ソケイヘルニア(脱腸)では、どんな治療をしますか?

〜 手術以外に直す方法はありません 〜

手術以外に直す方法はありません。残念ながら、ソケイヘルニア(脱腸)は薬や装具では治らないのです。

では、どのような手術を行うのでしょう?
バケツの底に穴が開いていたら、あなたならどうしますか? そう、その穴をふさげばいいのです。バケツの内側からパッチをして穴をふさぐように、ソケイヘルニア鼠径ヘルニア)も筋肉と腹膜の間に人工のメッシュシート(Kugel patch:クーゲルパッチといいます)を置いて、穴をふさぐ手術をします。通常3〜4cmの傷があれば、このメッシュを入れることが可能です。
穴が小さくて、周りの筋肉(バケツの底)も比較的丈夫であれば、その穴を縫い縮めるだけの手術でも治すことが出来ます(たとえば、若い方の小さいヘルニアなど)。

そけい(鼠径)ヘルニア手術にはメッシュシートを用います

嵌頓(かんとん)」(脱出したヘルニアが元に戻らなくなる症状)を起こすと、お腹を開けて腸を切らなくてはいけない場合があり、ぐっと手術は大変になります。
「かんとん」になると、脱出した臓器に血液が行かなくなり、放置すると腸の組織が死んで腐ること(壊死)もあるので、できるだけ早く手術することが必要になります。手術が遅れると、ヘルニアの手術に加えて小腸切除術などの追加手術も必要になってしまうばかりでなく、命に関わる場合もあります。
「かんとん」になって初めて病院に駆け込むという人も少なくありませんが、ソケイヘルニア(脱腸)では「かんとん」を起こす前に手術を受けることが重要です。自分でヘルニアを押し込んでも、おなかに腸が戻りづらいことが何度もあるようでしたら、早めに手術することをお勧めします。

当院では患者様がもっとも安全でリラックスでき、手術後も快適で安心に過ごせるよう、特殊なマスクを使用した全身麻酔のもと、1泊入院でソケイヘルニア(脱腸)の手術を行います。

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