骨盤臓器脱・性器脱(こつばんぞうきだつ・せいきだつ)

女性に日常的に見られる疾患です。一人で悩まないで。
【監修/嘉村康邦医師】
関連キーワード
  • 子宮脱
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骨盤臓器脱・性器脱

■悩みにさよならしたい方、集まれ!
女性泌尿器科では、泌尿器科症状でお悩みをお持ちの女性が【より豊かな生活を送れるように】という考えのもと、
Swanの会を設立しました。
ご興味のある方はこちらのページをご参照下さい。

骨盤臓器脱の診断と手術までのながれ

骨盤臓器脱性器脱)で悩む多くの女性は、羞恥心やどんな検査・治療をされるのかわからないための不安・恐怖から、なかなか医療機関を受診されません。
骨盤臓器脱はきわめて日常的にみられる女性の疾患で、決して命取りになるようなものではありません。しかし、子宮や膀胱などの下垂(脱)があると、膣内の違和感や異物感、様々な排尿の不具合など、日常生活にとって不愉快な症状が出現し、生活の質(QOL)が大きく低下してしまいます。骨盤臓器脱の症状がみられたら、ぜひ女性泌尿器科を受診されることをお勧めします。

ここでは実際に当施設で行われる骨盤臓器脱の診断方法から手術までのながれをお示しします。
患者さまの症状に応じ、以下の流れとは異なる場合がございます。(56は同日に行うこともあります。)

1
Swanの会への参加
Swanの会についての詳細はこちらをご確認ください。
※事前お申込みが必要です。TEL:03-3261-0414(9時~17時/日曜・祭日除く)

以下すべてに該当する方はSwanの会への参加は不要です。
①他院で診断を受け、当院で手術希望の方
②当院への紹介状をお持ちの方
2
外来1回目
①症状についての問診
実際に診察室に入ると、緊張して症状をきちんと訴えられないという方もいます。受診前に、いつごろから、どのような症状があったのか、妊娠・出産歴、服用薬、既往歴といったものを簡単にまとめておくとよいでしょう。

②台上診による病状の把握
出産時と同じ体位で診察をします。痛みを伴うようなことはありません。内診とともにスペキュラムと呼ばれる器械を膣内に挿入し、どの部位がどのように下がっているのかを調べます。この時に、咳をしたり、いきんでもらいます。また膀胱の出口や尿道のゆるみについても確認をします。これらの診察が診断には最も重要で、その女性の骨盤臓器脱について、重症度や対処法などがほぼ判明します。

③尿検査
来院時には尿をためてきてください。

④各種質問票についての説明
3
MRI検査/ご自宅で質問票記載
シネ動画のMRI検査を行い精査します。着衣のまま検査可能で、放射線被曝もありません。
検査時に咳をしたり、いきんでもらい、どの部位がどのように下がっているのかを確認します。
また2回目の受診時までに、ご自宅で問診票や排尿日誌にご記入いただき、再診時にご持参ください。
4
外来2回目
骨盤臓器脱の重症度や治療方針が決定します。

①超音波検査
腎臓や骨盤内(膀胱や子宮、卵巣など)の超音波検査を行います。これは脱によって尿管が下方に引っぱられ、尿の通過が悪くなり水腎症をきたすことがあるため、尿路をチェックするものです。またこの検査では、膀胱や子宮の異常や骨盤内腫瘤性病変の有無などもわかります。超音波検査は痛みは全くありません。

②診察

ご自宅で記入していただいた問診票、排尿記録の結果とともに、尿流・残尿検査といった排尿の勢いや残尿をチェックする検査を行い、排尿障害の有無を評価します。

③尿流量動態検査(あまり多くはありませんが、実施する場合もあります。)
5
<以上の検査で手術適応となった場合> 麻酔前検査/手術説明の外来
手術方法等についてご説明いたします。
手術説明は必ずご家族と一緒に受診をしていただきます。
6
麻酔科外来/入院説明
麻酔科医師から麻酔方法等について、また入院期間の確認や支払方法・持ち物等をご説明いたします。
7
入院~手術
2から1-2ケ月ほどで実施可能です。手術日の当日に入院していただきます。
手術実施時間帯は必ずご家族に病室にて待機していただきます。

8退院後、患者さまの状態にあわせて1・3・6・12ケ月などの時期に診察を行い、経過の確認を行います。
診療予約のご案内
診療予約受付:電話番号03-3261-0414 (9:00-17:00・日曜/祭日を除く)
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