減量外科/減量手術

減量・糖尿病外科とは

減量手術

肥満症治療の一つである減量手術は、美容を目的としたものではなく、肥満に伴う合併症を改善することで、患者さんの生活の質を改善し、生命予後を改善する(健康に長生きする)ことを目的とした治療です。脂肪吸引とは異なります。胃の容量を小さくし、食事摂取量をコントロールすることで、効果的な体重減少を得ようとするものです。患者さんの状態に応じていくつかの方法(術式)があります。

≫手術術式比較はこちら

対象となるのは、内科的治療(食事療法、運動療法、薬物療法、行動療法など)を行っても十分な効果が得られない肥満症の患者さんです。外科手術に伴うリスクを十分に理解し、治療を受け健康状態を改善することに前向きで、治療後の食事、運動さらにフォローアップのための外来通院の重要性を理解している必要があります。

減量手術は高い減量効果に加えて、肥満に伴う合併症の治癒・改善、生活の質の改善、経済効果などが示されています。特に糖尿病に対する効果は非常に高く、米国糖尿病学会(American Diabetes Association)の最新のガイドラインには、肥満を伴う糖尿病に対する治療方法として減量手術が推奨されています。

≫減量手術.comサイトはこちら

減量外科治療の対象者とは

アジア人は内臓脂肪蓄積型肥満が多く、欧米人より低い肥満度で合併疾患を併発しやすいのが特徴です。
当院では、日本人を含むアジア人の患者さんに対する手術適応を以下のように規定しています。

最近、腹腔鏡下スリーブ状胃切除術のみ保険診療で行えるようになりました。保険診療の適応は厚生労働省により以下のように規定されています。

  • ①6ヶ月以上の内科的治療が行われているにもかかわらず、BMI 35以上である
  • ②糖尿病、高血圧、脂質異常症のうち1つ以上を有している

※最終的に手術が可能かどうかは術前検査などで総合的に判断させていただきます。詳しくは減量.comをご覧ください。

安全性への取り組み

ICE-Founder-SealICE-Founder-Seal

高度肥満症に対する手術(減量手術)は、劇的な体重減少効果だけでなく、糖尿病や睡眠時無呼吸症候群など肥満に伴う合併症に対する極めて効果的な治療ですが、高度な技術を要する極めて専門性の高い医療でもあります。

当センターならびに外科医2名は、米国Surgical Review Corporationによる査察を受け、International Center of Excellence in Bariatric SurgerySM(減量外科における卓越した拠点)の認定を、日本で唯一取得しています。ICE認定には、豊富な治療(手術)経験、高い治療効果、低い合併症発生率、必要なスタッフや設備、適切な患者フォローアップなど、本治療が安全かつ効果的に行われるために重要とされる多くの基準をクリアする必要があります。治療経験の少ない施設と多い施設とでは、術後合併症発生率や死亡率にはっきりとした差があることが分っており、米国では民間医療保険の多くは、ICE認定施設以外での治療を許可しない仕組みを作っています。詳しくは、こちらをご参照下さい。

※Surgical Review Corporation
減量外科治療の質を担保し、効果や安全性を明らかにすることを目的として、ASMBS(米国肥満代謝外科学会)が設立した機関です。International Center of Excellence in Bariatric SurgerySMは、北米(米国・カナダ)以外の国・地域における認定です。詳しくはSurgical Review Corporationをご覧下さい。

ページの先頭へ戻る

診療予約のご案内
診療予約受付:電話番号03-3261-0430 (9:00-17:00・日曜/祭日を除く)
ページの先頭へ戻る