気胸と内視鏡手術 (ききょうとないしきょうしゅじゅつ)

腱鞘炎に次いで多く見られる手の疾患
【監修/黒川良望医師】
関連キーワード
  • 気胸
  • 内視鏡手術
  • 破裂

気胸の内視鏡手術の特徴

最新の治療法

気胸手術の最近の主流は、内視鏡を使って行われるものです。胸の側部の皮膚を1センチ程度切り、そこから先端にカメラのついた細い内視鏡を入れます。さらに、もう2~3カ所、5ミリほどの小さな穴をあけて特殊な器具を入れ、外部のモニターで患部を確認しながら切除や縫合といった作業を行います。麻酔医を含め、通常3人ぐらいのチームを組みます。

手術のメリット

いちばんのメリットは、キズが小さいということです。以前は、胸を大きく切り開いて気胸の手術を行っていましたが、それに比べると術後の痛みも格段に少なく、キズ跡も目立ちません。 手術時間も短縮でき、麻酔などにかかる時間を除けば、手術自体は通常20分程度で済んでしまいます。さらに、術後も翌日から一週間程度で退院できるなど、社会復帰もかなり早まりました。

手術のデメリット

データ的には、大きく切るよりも、わずかに再発率が高いということが挙げられます。しかし、これも今後の研究により、改善されていくものと思われます。

担当医の黒川良望について

気胸の診察・手術は、日本外科学会専門医・指導医/日本内視鏡外科学会技術認定医である黒川良望が担当しています。黒川は、1990年にわが国では始まった内視鏡手術のパイオニアの一人で、東北大学未来医工学治療開発センター教授として研究診療にも従事していました。四谷メディカルキューブ「きずの小さな手術センター」の設立には企画当初から参画し、2014年4月1日より当院院長に就任。現在も診療や手術治療の従事し、内視鏡手術については現在(2008年5月)まで1,850症例を経験しています。

最新の内視鏡手術がわかる本 黒川医師編著

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【目次】
第0章 「きずの小さな手術」とは(内視鏡の発達.手術の発達と内視鏡手術の出現.内視鏡手術を可能にした装置・器械.内視鏡手術室.内視鏡手術の進展)
第1章 「きずの小さな手術」の実際(開腹手術と比較した場合のメリット.専門的な技術の必要性.「きずの小さな手術」の得意分野と限界)
第2章 「きずの小さな手術」を受ける前に(病院・医師の選び方.手術前に確かめておくべきこと)
第3章 臓器別「きずの小さな手術」(消化器系の内視鏡手術.胆道系の内視鏡手術.呼吸器系の内視鏡手術..尿器系の内視鏡手術)
第4章 最先端の「きずの小さな手術」(特殊な器具による経肛門的直腸がん切除(TEM).病的.満の外科的治療.漏斗胸の胸腔鏡手術)
診療予約のご案内
診療予約受付:電話番号03-3261-0430 (9:00-17:00・日曜/祭日を除く)
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