内視鏡外科

内視鏡手術の特徴

  • 内視鏡手術
    内視鏡手術
  • 開腹手術
    開腹手術

一般的な開腹手術では、おなかに15センチから25センチくらいの大きなきずができます。このような手術では、きずの痛みを伴ったり美容を損ねたりするほか、おなかの中に炎症を伴うため、胃腸の動きが回復するのに時間がかかります。またおなかの中にできる癒着が広範囲になります。左の写真は内視鏡を使って大腸がんを切り取り、腸を修復した患者さまのおなかです。内視鏡手術では、からだに残るきずは、1~2センチのきずが4か所と、病部を取り出すための4センチのきず1か所だけです。このため術後の痛みも少なく日常生活に早く復帰できますし、もちろん美容的にも優れています。この写真の患者さまも、手術の翌日に歩行され、3日後には食事を開始され、10日で元気で退院されました。からだにやさしい内視鏡手術の力がそれを可能にしたのです。

内視鏡手術の方法

内視鏡手術の方法

内視鏡手術では、おなかに小さな穴をあけ、そこから内視鏡と細い手術器具を入れて、病気の部分を切り取ります。内視鏡は胃カメラのようなものですが、この手術用に専用のものが作られています。内視鏡には特別なカメラを取り付けて、その画像をテレビモニターに映し出します。内視鏡外科医は、モニターに映った患者さまのおなかの中を見ながら、手術を進めます。おなかの中には二酸化炭素ガスを注入してふくらませます。これを気腹(きふく)といいます。気腹により手術に必要なスペースが確保できます。

わたしの病気は内視鏡手術で治せますか?

日本では1990年に胆のうを取る内視鏡手術が行われ始めました。いまでは内視鏡手術で行う胆のう切除は、標準的な手術になりました。このほかの内視鏡手術というと、おなかの中では、早期胃がん、大腸がん、逆流性食道炎、食道アカラジア、十二指腸潰瘍穿孔、脾臓の病気、膵臓の病気などにも行われています。ただし胆のう以外は標準的ではなく、一部の外科医が行なっているに過ぎません。このような内視鏡外科手術の専門医はまだまだ少ないのが現状です。内視鏡手術を教える指導医も、まだ数少ないことも問題です。四谷メディカルキューブ・きずの小さな手術センターでは、10年以上内視鏡外科手術に携わってきた経験豊富な医師が手術を担当します。日本で行われているほとんどの内視鏡手術に対応しています。

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内視鏡手術の今後の展開

四谷メディカルキューブでは、内視鏡手術専用の手術室を設置し、最高水準の内視鏡手術機器を導入しました。これらの最新機器の調整やアップグレードは、専門の臨床工学技士が担当していますので、常に安全性を確保することが可能となっています。内視鏡手術は、今後も進歩を続けるでしょう。コンピュータや3Dイメージテクノロジー、さらにはロボットなどの導入が行いやすい分野と言えます。四谷メディカルキューブでは、このような技術革新に追随し、常に高い技術水準を保っていきたいと考えています。

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